SmartHR焼肉会社説明会に行ってきた話

3行で

SmartHRの焼肉会社説明会に行ってきたよ

おいしかったよ

楽しかったよ

発端

Twitterを眺めていたら、こんなのが流れてきたのです。

焼肉おごられるとか都市伝説だと思っていました。

見つけたその場で登録。

とはいえ、以前SmartHRさんのエンジニアの入社歓迎会の練習をする会に申し込んで抽選で外れた経験がありました。

そのため、今回も抽選で外れるだろうと高をくくっていたのです。

smarthr.connpass.com

準備

応募して、数日経った後にSmartHRさんからメールが来ていました。

当落かなと思って開いてみると、中にはこんな文言が

予想を上回る多くの方からご応募をいただいているため、複数回に分けての開催を検討しております。 お手数ですが、 こちらのフォームから参加可能日をお送りいただけますと幸いです。 また、開催希望地もアンケートを取らせていただいておりますが、確実にご希望に添えるわけではございませんのでご了承いただけますと幸いです。 *1

複数回に分けて焼肉会社説明会開催するとかまじかという気持ちと日程だけじゃなく希望地までアンケート取るとか良心的すぎかという気持ちで私の心はいっぱいになりました。

アンケートにも即座に返信。

そのときの私はまだ油断していたのです。

きっと抽選で外れるだろうし、焼肉は別の機会で食べれるだろうと。

招待

あれは、11/12のことでした。 SmartHRさんから焼肉の招待のメールが来ていたのです。

私は、本当に焼肉を奢ってもらえる上に会社説明会もしてもらえるなどという上手い話があるのかと訝しみながら当日を待ちました。

焼肉(11/15)

20:00からだったので、10分ほど前に渋谷に到着。

ただ、焼肉会場のビルを間違えて、5分ほどロスしたので、店に着いたのは3分前でした。まさか渋谷で迷うとは...

お店に到着すると、店の前にそれっぽい方いたので、SmartHRの方ですか?と声をかけ席に案内してもらいました。

全体的に会社説明というより、双方が質問して、答え合う的な感じでした。

社員さん同士も見ず知らずの人と焼肉を囲んでいるにも関わらず、かなりフランクな話題を話されていました。

時間が半分すぎたあたりで、席をチェンジしました。

以下、聞いた話で記憶に残ったものをつらつらと。

  • 自己紹介でぷりんたいさんに「ぷりんたいです」って言われて、一瞬???ってなった
  • 焼肉は特選コースだった(店員さんの声が聞こえた)
  • 私は、ずっと肉を焼いてもらってひたすら食べる人になっていた
  • 実は招待された人は私含めて4人だったっぽいが、手違いがあったらしく、1人不在だった
  • 現行のチーム構成はバックエンド17人に対して、フロントエンド2人と比較的?攻めた構成
  • インフラエンジニアはフルマネージドなサービスしか使っていないこと、また会社の方針的に職種として存在しない
  • インフラについては、SmartHR本体はAWS Elastic Beans Talk、アドオンの年末調整機能などはHeroku
  • 今回の焼肉会は計4回開催していて、毎回開催場所もメンバーも違う
  • 私が行ったのは2回め
  • メンバーは事前のアンケートで答えてもらった話したい人になるべくしつつとスケジュールの兼ね合いで決めた
  • フロントエンド的にはbootstrapとかSprocketとかCofeeScriptとか残ってて割とつらいところはちょこちょこある
  • 新しく開発した機能はReact + ReduxでフルSPAだったりするけど、ブランドテイストを合わせるためにbootstrapに寄せてたりする
  • React + Reduxなのは、フロントエンドのうち1人がReact大好きだから
  • Vueやろうみたいな話もあるらしい
  • smarthr.css的な秘伝のCSSがある
  • 全社的に使えるコンポーネントガイドも整備しようと画策してるけど手が足りない
  • 今までは機能的に一覧、詳細、フォームが中心ということもあり、Railsのテンプレートでどんどこ開発してきたため、フロントエンドが少なくてもギリギリ回っていた
  • プラットフォーム構想に伴い、新機能は独立したサービスとして、マイクロサービス的な開発をしており、フロントエンド必要だよねってなってきた
  • サービスをお客さんがめちゃくちゃ使い込んでくれており、ユーザーの方が詳しい可能性すらあるらしい
  • SlackにegosaチャンネルがあってSmartHRについてつぶやくと拾ってる
  • めっちゃフィードバックが来る
  • 新機能の企画はユーザーからのフィードバックを元に、ビジネスチームが検討してGoがでる
  • エンジニアからボトムアップ的なものは、エンジニアが実際に労務をやってるわけでもないのでほぼない。ビジネスチームの検討を良い意味で信頼しているし、いつも納得させられる
  • エンジニアも技術志向よりプロダクト志向が強い。これははっきりと面接のときとかにも言ってる
  • エンジニアさん人柄の良さそうな人が多かった
  • CPOは行政と関わったりもする
  • CPOに限らず役員の仕事は足りないところをやる感じ
  • VPoEはいるけど、CTOはいない
  • VPoEは評価、ピープルマネジメントはやるけど、採用はぷりんたい氏にまるごと権限委譲しているらしい
  • VPoEとはいえ、マネジメント半分、プレイヤー半分
  • VPoEは、1 on 1は20人いるエンジニア全員と2週間に1度やっており、1 on 1 Weekと実装ウィークを2週間サイクルで繰り返しているらしい

ちなみに上記とは別に殊更心に残ったことがあったので書いておきます。

SmartHRさん、会社の銀行口座残高まで全社員に公開しているなどかなり情報をオープンにされていますが、評価と1 on 1の内容だけはオープンにしていないそうです。

1 on 1は割とセンシティブな話題も扱うことが多いと思うのですんなり納得できます。

しかし、評価については企業によって全公開とはいわずとも一部上位者だけ公開になっているところもあります。

そう考えると、評価の公開非公開はそれぞれメリットデメリットがあるはずです。

となるとなぜSmartHRさんはあえて公開していないんだろうと気になっていました。

あまりに気になっていたので良い機会と思い、なぜ公開していないのか・これからも公開するつもりはないのかとVPoEの芹澤さんに聞いたところ、こんな答えが返ってきました。

「評価は評価者と被評価者のコミュニケーションというコンテキストがあって意味を成すもの。 そのコンテキストを抜きに評価を公開して他人が知ったところで知った当人も、評価者も被評価者も誰も得しないどころか、変に勘ぐって害しか生まない。 評価を公開することで得られるメリットは、評価を公開する以外にもやりようがいくらでもある。 だからこそ、これからも評価を公開することはしない」

多少、言葉は違ったかもしれませんがだいたいこんな感じだったはず。

これを聞いたときに、なるほどなあと非常に腑に落ちました。この会社はコミュニケーションを丁寧にやることが全社員に行き渡っているんだろうなと。

焼肉会社説明会もプロダクト自体のわかりやすさも社員に対する情報公開もその一端だと思います。

ちょっと感動したのと記憶に強く残ったので、別立てで書きました。

YAKINIKU NO OWARI

楽しかった焼肉もあっという間に終わり。

帰り際にぷりんたいさんに焼肉会社説明会の話、どこまで記事にしていいですかと聞いたら、全部していいですよとお墨付きをもらいました。

ので、包み隠さず書いてます。

何か間違ったこと書いていたら、教えてください。修正します。

もっとよくなりそうなところ

  1. 店の入口にSmartHRの人と分かるようにストラップあるいはTシャツを着て、立っててほしかった
  2. 6人席は招待された人に対角で座ってもらうほうが社員さんとまんべんなく喋れた気がする

1は予約の名前教えてもらってたので、それで解決しますね。書いてて気づいた。雑魚だった。

最後

SmartHRの皆様、おいしい焼肉といろいろとお話をありがとうございました!

上記、聞いた話についての文責は私にあります。間違ったこと書いてたらごめんなさい。

本当に正確なことが知りたい方はSmartHRの中の人に聞いてみてください。

ちなみに絶賛採用中らしいので、案内置いときます。

smarthr.co.jp

ではでは。

*1:実際に来たメールより一部抜粋